チューブパニック

実機について 1984年、日本物産(ニチブツ)から登場した疑似3Dシューティングゲーム。

コクピット型の大型筐体になっており、操縦桿とボタンで自機を操作する。
タイトル通りに筒状(チューブ)になったフィールド内を、画面奥から現れる様々な敵を撃墜しながら突き進む。
チューブ内に穴「ワープホール」が開いており、ココに自機が入ると一定時間バリアに守られる。
画面上に表示されるパワーが無くならない内に、チューブ終端に待機している母艦に辿り着くのが目的。
母艦の中心に着艦するとボーナスが得られる。

1980年代後半から各メーカーも開発が活発になる、回転・拡大・縮小機能を早くも取り入れており、
各メーカーからも注目を集めた。
当時は設置店舗が少なく、家庭用ゲーム機への移植もされおらず、知名度も低い作品であったが、
ゲームメーカー「ハムスター」が展開するアーケードゲーム配信サービス「アーケードアーカイブス」に初めて移植され、
2020年4月23日から「Nintendo Switch」向け、同年中に「プレイステーション4」向けにも配信されている。

戯言 このゲームは流石に見た事がありません。
改めて動画サイトで実機のプレイ動画を見ましたが、まだ「スペースハリアー」すら登場してないこの時代に、
こんなにスムーズな回転拡縮機能を搭載したゲームがあったとは驚きです。
そこそこ大きな体感筐体を入れる地元のゲームセンターでも見掛けず、売れ行きが悪かったんでしょうかねぇ…

2020年4月23日、ちょうどこのゲームが「Nintendo Switch」向けに配信される日の朝に、
メーカーの「ハムスター」さんからツイッターを介して、作者に筐体ミニチュアの画像使用のオファーがありまして、
その場で快諾したところ、「ニコニコ動画」で同社が運営している広報番組「ハムスターチャンネル」で、
「チューブパニック」の筐体ミニチュアのみならず、当方の展示サイトまで詳しく紹介していただきました♪
ハムスター代表取締役社長の濱田 倫様、この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!


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